大阪大学 医学部 医学科(ラ・サール高校出身)

私は、指導をする上で大切なことは、生徒に問題演習を進めてもらい、答え合わせ、解説を進めていくというような淡々としたその場しのぎのものではなく、まず何よりはじめに勉強に対する向かい方、合格や成績アップなどの目標達成のために必要な計画の立て方などを教えることにあると考えています。受験生時代、私はまず学習を始める前にどの問題集を終わらせればどのレベルに合格する実力がつくかということを考え、いつまでにどの問題集を終わらせるかという計画を立てました。これを私は長期計画と呼んでいます。つぎに、その長期計画を達成するためにこれからの一週間、どのように各教科に時間を割り振って勉強するかという計画を立て、表にまとめました。これを私は短期計画と呼んでいます。それら二つの計画が立てられてはじめて実際に本に向き合って勉強するということが始まるのです。これから家庭教師をしていく中でも、私は短期計画、長期計画を定期的に立てるということをしながら生徒さんの指導をしていき、生徒さんの自立する力というものも上げていきたいと考えています。