不登校への理解

シリウス代表は、NPO法人京都教育サポートセンターというフリースクールの理事・スタッフとして、不登校生やひきこもりの若者と接してきました。自らも殻に閉じこもっていた経験があり、同じような生きにくさを抱えている若者に何らしらできることがあるのではと思ったからです。その経験から、不登校生への家庭教師派遣においてお力になりたいと思っています。

ある種の子どもたちにとって、学校が窮屈であったり、周りとうまく馴染めなかったり、勉強が一向に楽しくなかったり、誰もが同じ内容を勉強しているのをバカバカしく思ったり、不自然な場所と感じることがあるかもしれません。その感覚はひとりひとりが実際に感じていることであって、それはそのままその通りなのです。

学歴を重んじる風潮がまだ残っているので、学校には行っておいたほうがいいという考え方は理解できます。でも、親御さんの意識の中では、学校に行くことがいつの間にかベターではなくマストになってしまいがちです。それは、学校に行くのが当たり前だった時代に植え付けられた諸々の観念があるからです。

古い価値観がいとも簡単に揺らいでしまう現代において、固着した観念はやがてもたなくなり、そっくり新しい価値観に置き換わっていきます。学校に属さなくとも、子どもたちがそれぞれの本質に沿って生きることで、全てが学びになっていく時代が直に来ると思います。そういう視点で今ある不登校を捉えていければと考えています。

家庭教師にできること

学校に通わないことの背景は様々だと思います。もし、学校は嫌いだけどやりたいことがあって勉強はしたいのであれば、家庭教師が存分にお役に立てると思います。

何故かわからないけれどやる気が出ないこともあることでしょう。一時的にエネルギー不足となっていてパワーが出てこないだけかもしれません。もし、やる気が出ない状態が続いているのであれば、どこかで無理してしまっていてそれに気づいていないのかもしれません。長引くと心身に不調をきたすこともあるでしょう。家庭教師としては、生徒目線でお話を聞き、一緒に出来ることを考えていくところから始めます。

学校に絡む嫌な思いが何度も心に浮かんでしまい、勉強に手が付かない生徒さんもいます。そういう場合、負担を感じながら学校を思い出してしまう教科書を開く必要はありません。好きな映画や音楽、ライトノベルを学びの題材にしたり、パズルに取り組んでもいいと思います。少しでも面白みを感じられることを他者と共有することで、気持ちが楽になっていくと思います。

中には、人と会うだけで壮絶に疲れてしまい、他人との接触を避けている生徒さんもいることでしょう。その感覚はとてもよくわかります。繊細な感覚を持っている証拠であって、つらい時期にこそ意識が深く耕されているのだと気づく時が必ずきます。自らのハートの声に添って、無理なくできるところからひとつ行動に移してみましょう。

いろいろなケースがありますし、親御さんとして悩んでいることもおありだと思います。少しでも前向きに次のステップを考えていければと思いますので、まずはお話をお聞かせください。

 

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