生徒の目的に適った指導を心掛けます。受験指導の場合は、志望校の情報を調べあげ、どうすれば効率良く合格に近付けるかを分析した上で、指導計画を立てます。受験生で無く学校の成績向上が目的の場合は、分かる喜びを分かち合い、勉強を楽しいと思ってもらうところから始めます。成績が伸び悩んでいる生徒というのは、大抵勉強に対するモチベーションを失っているものだからです。一緒に勉強しながら、出来た時に大いに褒めてあげるということを繰り返せば、失いかけていた自信も徐々に回復し、再び勉強に向かおうという気持ちが起こるはずです。劣等感に苛まれている生徒たちの手助けをしたいと考えます。
不登校の生徒に対しては、辛抱強く働きかけ、コミュニケーションの楽しさを伝えていきます。経験上、学校に行きたくないというのは、他者との接触を避けたいという気持ちから来ている場合も多いですが、実際に話してみると案外楽しいということが少なくないからです。少しずつ心を開いてもらえるよう、焦らず地道に働きかけていきます。他のやむを得ない理由で不登校になっている生徒に対しては、ただでさえ少ない話し相手の一人として、その生徒の人生が豊かになることに貢献できるよう、信頼関係を構築していきます。