京都大学大学院 文学研究科 思想文化学専攻(徳島県立城ノ内高校出身)

何よりも考えることと理解することを重視した指導を行います。考えることとは何故その知識は必要とされ、そして既存の知識とどういう関係にあるのかを問うことであり、理解するとは、得た知識を既存の知識の文脈の中に適切に位置づけることです。この二つの能力を育てるために、「何故そうなのか」という生徒の知的関心を刺激し、その結果得られた新しい知識を既存の知識の文脈の中に位置づけることで生徒が納得を得られるような指導を行います。このような思考と理解のプロセスは理科や社会は勿論のこと、とりわけ主要3教科の学習に関しては重要になると考えられます。また大学受験を終えた後の大学や社会人生活にも二つの能力は重要なものであるはずです。 塾講師をしていた時は日本史を担当していました。授業では歴史が個別事項の羅列にならないように注意を払い、教科書に載ってないエピソードも踏まえながら常に歴史の大枠の流れを意識させる指導を心がけていました。