京都大学 法学部(鳥取県立米子東高校出身)
中学・高校の時、英語や国語などをクラスメートに教える機会がよくありました。たとえば、英語の長文で、この文がわからないと言われたときに、まずは本人にがわかってないところを確認します。その文を頭から読んでいって、一区切りごとに本人と確認していきます。大体、わからないポイントさえわかれば後は読める場合がほとんどです。文法の穴埋めは、論理的な理解も必要ですが、パターン暗記で慣れたほうが早い場合も多々あります。人に聞かれた時は、説明した上で、この問題形式ならこれを入れておけば95%正解するよ、と教えることも多かったです。リスニングは、慣れとしか言いようのない部分もありますが、紙に書いてある問題文の読み方を変えるだけでもずいぶん変わります。簡単なことですが、そのやり方で友人のセンター模試のリスニングが10点上がったそうです。また、英作文は自分の中で例文・使用例の経験値を増やすこと、自由英作は英作文の三段構成の型をしっかり踏まえて書くことを重視して教えていました。国語を教えるときは、筆者の思考をたどって理解させるように教えていました。背景知識として、対立概念などがわからなくてそこで詰まっていることも多いので、そこから教えることもありました。