関西大学 社会学部 心理学科(金蘭会高校出身)

まず、一番、大切にしたいことは、生徒さんにとって、「聞きやすい」雰囲気を作ることです。勉強は、きちんと理解できていけば、必ず楽しいものになります。そのために、分からないことをすぐ聞ける関係を作り、維持していくことを心がけます。分からないということが大きな不安となることを私はよく理解しているつもりです。そして、「分かった!」を「楽しい!!」に繋げていきます。そうすれば、楽しいことは、どんどん意欲的に行える。良いサイクルを一緒に作っていきましょう。しかし、そのやり方は子どもさんそれぞれ。毎回、「こうしなければ」という学習計画は立てずに、その都度、生徒さん一人一人と一緒に作っていきたいと考えています。9月から個別指導塾で実際に教えているのは、小学生の国語と算数、中学生の英語と数学です。同じ単元を教えても子どもさんによって反応が違い、授業そのものが変化していきますね。ポイントは押さえますが、理解までのアプローチ方法はたくさんあっていいと思っています。目的地をきちんと決めていれば、そこにバスで行くもよし、自転車で行くもよし、のんびり歩いて行ったっていいはずです。大切なことは、目的地にちゃんと到着すること。そして、そんな「目的」地や到着までの過程を共有できることを何より素晴らしいことと考えて、学習指導を行って生きたいと思います。