京都大学 理学部 (北海道札幌南高校出身)
私の考えている理想の教育とは、生徒にものごとを学び理解することの楽しみを伝え、生徒が自ら進んで学習するのを支えることである。どんなに教え方のいい教師がどんなに時間を使って生徒に問題の解き方を教えたり知識を植えつけても、それは一方通行の教育であり、肝心の受け手である生徒が勉強に楽しみを覚えなくてはまず定着しない。。生徒が学ぶ喜びを覚えて、自学意識が目覚めれば、知識・問題の解法の定着も格段に速くなる。そのためには、今やっている勉強の意味を教えると同時に、どんな簡単な問題でもいいから自分の力で正解させることが必要である。生徒が一度自分の力で問題をとき正解すれば、多少なりとも達成感や理解した喜びが得られる。そのあと、だんだんと問題のレベルを上げつつも、できるだけ生徒が完答できうように指導しテストのレベルを調節していけば、生徒は学習に喜びを感じるようなる。生徒の自学意識さえ目覚めれば、様々な勉強方法やわからない点に関して教えて自学をサポートする。これが私の教育理念である。