京都大学 経済学部 経済経営学科(広島市立基町高校出身)
私は、勉強には謙虚な気持ちと傲慢な気持ちの両方が大切だと思います。 謙虚な気持ちとは、「自分は勉強でまだまだ足りないところがある」と考えるということです。いったん「理解した」と思った事柄でも、その理解に不備があることはよくあります。謙虚な気持ちをもって自分の学力と向き合わなければ、そのような自分の隠れた弱点を発見するのは難しく、後々の躓きの原因となってしまいます。 傲慢な気持ちとは、自分はできると信じる気持ちです。義務教育でも高校でも、勉強する基本的内容は、一度分かってしまえば、それほど複雑なものではありません。しかし、そう思えるようになる前には大きな壁があることもまた事実です。傲慢な気持ちは、そんな壁を乗り越える原動力として、必要になると思います。 生徒さんが、以上のような勉強への姿勢の大切さを理解し、自分のものとできるようような授業を目指します。