京都大学 経済学部 経済経営学科(福知山成美高校出身)

僕は大学合格を工夫と努力で成し遂げたと思っています。受験に向けた勉強というのは時間を掛けてただガムシャラにやればいいものではありません。まず、過去問などで自分が到達しなければない最終目標を確認し、自分にとって必要な知識とそうでない知識を区別することが不可欠です。しかし、この区別が上手く出来ず、受験の役に立たない勉強をやってしまう人が多いように感じます。ですから、まずその線引き、そして問題集の選び方から教えることが第一だと思います。それに関連して、基本的な知識と考え方は、抜けのないようにしなければならないと思います。このことは多くの先生や先輩もおっしゃっているとは思いますが、僕も受験を経験してつくづく実感しました。受験はその高校・大学の基本的問題が解ければ確実に受かります。本番は難問奇問は不要で、むしろ自分の分かるものをミスなく完璧に仕上げていくだけです。その基本的問題を解くのに必要な論理的考え方と知識を無理なく伝えていくのが自分の役割だと思います。