京都大学 経済学部 経済経営学科(麻布高校出身)
中学受験においては、テキストに書いてあることを反復練習を通してしっかり身につけてから過去問演習に取り組みました。特に算数や理科、社会は同じパターンの問題が多いので、なるべく色々な問題に触れ、その解法を身に付けることで初見の問題でも落ち着いて正解を導き出すことが出来ます。そのためにはまず問題を解ける解けないに関わらず自分の頭で考えてみることが重要だと考えています。それによって脳に記憶として定着しやすくなるためです。 また大学受験では、全ての科目において論理的思考力が問われていると考えています。例えば国語や英語では本文に書いてある事からどれだけ論理的に正解を導けるか、数学では知っている公式などを活用してどれだけ緻密な論理を展開し正解まで持っていくか、社会では持っている知識を組み立てて記述できるか、というようにです。そのためには最低限の知識を身につけなくてはなりませんが、知識を身につけた後は実際に問題に触れていくことが重要です。 自分は大学受験生時代、単語などを記憶するのが得意ではなかったため、英単語や古文単語、地理の知識はそれらをただ覚えるのではなく、その背景やもとの意味とセットにすることでより定着しやすくしていました。また実際には参考書には載っていない知識も登場するので、そういった知識は演習を通して吸収して蓄積していきました。また通学時間を活用して単語帳などを読むのも記憶定着に役立ちました。数学に関しては、とにかく基本問題集を何回も解くことで基本パターンを完璧にすることを心がけたことが受験本番の高得点に役立ったと感じました。また英語においては、基本の英単語を身につけながら実際に長文を読んだり英訳の練習をすることで実際その単語がどのように使われるのか、意訳されるのかを学べ、定着の手助けになると考えています。英語に触れ続けるという点において、息抜きに洋楽や洋画を見たり聴くこともお勧めです。 大学受験生時代、自分は重要なのは勉強時間では無く、その質だと考えていたため、あまり日々の勉強時間は気にせず、その日にやると決めたことだけをこなしていくようにしていったため、勉強のモチベーションを維持できました。また模試などの前は緊張して詰め込みがちですが、実際短時間で身につくことはあまり多くないので、模試前日は実践に即した問題を少量解いて復習することに専念しました。 受験を成功させる為には、継続した効率の良い勉強が最も重要だと考えています。自分は家庭教師としてそのサポートをすることを目指しています。